ドアノブ交換の費用はいくらくらい?費用相場や自分で交換する方法をご紹介!

ドアノブは長年使用していると故障してしまうことがあります。耐久年数は10年~15年と言われており、使用する頻度も多いので故障しやすい箇所になります。
もしドアノブを交換することなった際、気になるのが費用なのではないでしょうか。ドアノブ交換にどれくらいの費用がかかるのか、安くする方法はないのかなど、気になることも多いと思います。
本記事ではドアノブ交換にかかる費用相場や自分で交換する方法をご紹介します。ドアノブ交換を検討されている方は是非とも参考にしてみてください。
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この記事でわかること
- ドアノブ交換の費用相場
- ドアノブを自分で交換する方法
- ドアノブを自分で交換する際の注意点
目次
ドアノブ交換にかかる費用相場はいくらくらい?
ドアノブを交換する際に業者に依頼して交換するか自分で交換するかで費用が大きく異なります。ここではドアノブ交換をする際の費用相場についてご紹介します。
自分でドアノブを交換するときの費用相場
自分でドアノブを交換する際にかかる費用は以下の通りです。
- 部品代(2,000円~)
- 工具代
自分でドアノブを交換する際には部品代と工具代が主な費用です。工具代もすでに持っているのであれば必要ありません。
なお、部品代は2,000円~3,000円から販売されておりますので、規格に合ったドアノブを自分で用意すれば数千円でドアノブを交換することができます。
業者に依頼してドアノブを交換する場合
業者に依頼してドアノブを交換する場合、かかる費用相場は以下の通りです。
- 部品代(2,000円~)
- 作業代(11,000円~)
- 出張代(2,200円~)
- その他費用
業者に依頼してドアノブを交換する場合、先述した部品代に加えて【作業代】【出張代】【その他費用】が必要になります。
作業代は業者に依頼する場合必ず必要になる費用です。ですが、出張代やその他費用に関しては業者によって不要なことがありますので事前に確認しておきましょう。
よって、業者に依頼する場合は13,000円~が相場になります。
ドアノブ交換にかかる費用相場を種類別にご紹介
ドアノブ交換にかかる費用相場は部品によって変動します。ここではドアノブの種類別に交換に用相場をご紹介します。
レバーハンドルの交換費用相場
レバーハンドルは、軽い力で開閉できるため、操作性が高く、バリアフリー設計に適しているのが特徴です。特に高齢者や子どもでも使いやすく、公共施設や介護施設でも多く採用されています。
デザインや種類が豊富で、鍵付きタイプも選べるため、用途に応じた選択が可能です。また、取り付けや交換が比較的簡単で、DIYでも対応しやすい点も魅力です。機能性とデザイン性を兼ね備えたレバーハンドルは、幅広いシーンで活用されています。
そんなレバーハンドルの交換費用相場は以下の通りです。
自分で交換する場合 | 業者に依頼する場合 | |
レバーハンドルの交換費用相場 | 5,000円~20,000円 | 15,000円~30,000円 |
プッシュプル錠の交換費用相場
プッシュプル錠は、ドアを押す・引く動作だけで開閉できるドアハンドルで、荷物を持っている際や力の弱い方でも簡単に操作できるのが特徴です。そのため、バリアフリー対応の住宅や施設で多く採用されています。
そんなプッシュプル錠の交換費用相場は以下の通りです。
自分で交換する場合 | 業者に依頼する場合 | |
プッシュプル錠の交換費用相場 | 20,000円~50,000円 | 30,000円~80,000円 |
サムラッチ錠の交換費用相場
サムラッチ錠は、親指(サム)でラッチ(かんぬき)を操作してドアを開閉する錠前の一種で、中世ヨーロッパ風の装飾が施されたデザインが特徴です。この錠前は、親指でピース(レバー部分)を押し下げてラッチを引き込み、ハンドルを引くことで扉の開閉が可能となります。
そんなサムラッチ錠の交換費用相場は以下の通りです。
自分で交換する場合 | 業者に依頼する場合 | |
サムラッチ錠の交換費用相場 | 10,000円~30,000円 | 20,000円~50,000円 |
インテグラル錠の交換費用相場
インテグラル錠は、ドアノブと鍵が一体化した錠前で、内側にはつまみ(サムターン)、外側のノブには鍵穴(シリンダー)が配置されています。この構造により、ドアの開閉と施錠・解錠を一つのノブで行えるため、操作性が高く、住宅の室内ドアやトイレなどで広く使用されています。
そんなインテグラル錠の交換費用相場は以下の通りです。
自分で交換する場合 | 業者に依頼する場合 | |
インテグラル錠の交換費用相場 | 3,000円~10,000円 | 5,000円~15,000円 |
ドアノブを自分で交換する方法
費用だけを見ると自分で交換をする方がはるかに安く済みます。なので、自分で交換したいと考える方も多いのではないでしょうか。
ここでは自分でドアノブを交換する方法についてご紹介します。
なお。ドアノブを自分で交換する方法については以下の記事でも詳しく解説しています。併せてご確認ください。
ドアノブの外し方
ドアノブを交換するときにまず初めにドアノブを外す必要があります。まず初めにドアノブを外す方法についてご説明します。
ドアノブを外すときに必要なものはマイナスドライバーとプラスドライバーです。また、ドアノブを外した状態でドアが閉じてしまうと開けることができなくなるので、ドアは開けたままの状態で作業を行いましょう。
ここでは握り玉タイプとレバーハンドルのチューブラ錠の外し方をご紹介します。
チューブラ錠(握り玉タイプ)の外し方
握り玉タイプのチューブラ錠の外し方は以下の通りです。
- 室外側のドアに固定されているネジを外し、ドアノブを引き抜きます。
- 室内側のドアに固定されているネジを外し、ドアノブを引き抜きます。
- ドア側面のフロントプレートを固定しているネジを外し、ケースを引き抜きます。
チューブラ錠(レバーハンドル)の外し方
レバーハンドルのチューブラ錠の外し方は以下の通りです。
- 室外側・室内側のレバーハンドルのネジを外し、レバーハンドルを引き抜く。
- 室外側の台座(ドアとドアノブの間に設置する台)カバー下部をマイナスドライバーで引っ掛けて取り外し、台座を固定しているネジを外します。
- 室内側の台座カバーを取り外し、台座に固定されているネジを外します。
- ドア側面のフロントプレートを固定しているネジを外し、ケースを引き抜きます。
ドアノブの交換方法
ドアノブを外すことができたら次にドアノブを交換します。交換方法は以下になります。
チューブラ錠(握り玉タイプ)の外し方
握り玉タイプのチューブラ錠の交換方法は以下の通りです。
- ドア側面に新しいケースを取り付け、ネジで固定します。
- 室内側のドアにドアノブを取り付け、ネジで固定します。
- 室外側のドアにドアノブを取り付け、ネジで固定します。
チューブラ錠(レバーハンドル)の外し方
レバーハンドルのチューブラ錠の交換方は以下の通りです。
- ドア側面に新しいケースを取り付け、ネジで固定します。
- 室内側の台座をネジで固定し、台座カバーを取り付けます。
- 室外側の台座をネジで固定し、台座カバーを取り付けます。
- 室内側・室外側にドアノブを取り付け、ネジで固定します。
ドアノブを自分で交換するときの注意点
ドアノブを自分で交換する際にいくつか事前に確認しておくことや注意点があります。ここではドアノブを自分で交換するときの注意点などについてご紹介します。
ドアのサイズを調べる
ネットやホームセンターでドアノブを購入する際は、ドアのサイズにあったものを購入しましょう。ドアノブ交換の重要なポイントは、現在取り付けられているドアのサイズを正確に測定することです。
この測定が正確でないと、購入したドアノブがドアに合わないリスクがあります。また、購入したドアノブは防犯上の観点から返品できないことが多いため、慎重に選びましょう。
ドアのサイズを確認する部分は以下の通りです。
- フロントプレート(ドア側面に取り付けられている金属の板)の縦幅と横幅
- ビスピッチ(フロントプレートを固定しているビスの間の距離)
- バックセット(ドアノブの真ん中からドアの端までの距離)
- 丸座の直径(握り玉のドアノのみ)
計測するときは定規やメジャーを使用してドアノブの各部分を測ります。
ドアノブのメーカーや型番を調べる
ドアノブ交換は、同じメーカーと型番の製品を選ぶと取り付けがスムーズにできます。メーカー名や型番はフロントプレートに刻印されているので確認しましょう。
主なドアノブの錠前メーカーは以下の通りです。
- MIWA(美和ロック)
- GOAL(ゴール)
- MinebeaShowa(ミネベアショウワ)
- WEST(ウェスト)
- GIKEN(川口技研)
- BEST(ベスト)
- UNION(ユニオン)
- YKK AP(ワイケイケイエーピー)
- TOSTEM(トステム)
種類の違うドアノブ交換はドア加工が必要になることも
ドアノブ交換は同じメーカー、型番の新しいものを選ぶと比較的簡単に交換することができます。
室内ドアに多い握り玉タイプのチューブラ錠からレバーハンドルに交換する場合、同じ構造であるチューブラ錠なのでサイズさえ間違わなければ交換できます。
しかし、円筒錠やインテグラル錠のドアノブをレバーハンドルに交換する場合は、元々付いているドアノブに対応したレバーハンドルを探す必要があります。
元々付いているドアノブがケースロックの場合、レバーハンドルに交換しようとしてもドア側面にある掘込穴の大きさが違うため、追加のドアの加工が必要になることがあり、DIY初心者には難しいかもしれません。
鍵業者であれば、交換したいドアノブに合わせた適切な加工や取り付けまで全て行ってくれます。もし種類が違うドアノブへの交換を検討されている場合は。安心できる鍵業者に依頼した方が無難です。
自分でドアノブを交換するにはリスクもある
ドアノブの交換を自分で行うことで費用を抑えることができますが、いくつかのデメリットやリスクが伴います。まず、適切なドアノブを選ぶ必要があります。先述したようにドアノブにはさまざまな種類があり、ドアの厚みやタイプに合わせたものを選ばなければなりません。選び間違えると、取り付けができなかったり、機能しない場合があります。
また、取り付け時にトラブルが発生する可能性があります。例えば、ネジを締める際に、強く締めすぎてネジ山を潰してしまうことがあります。このようなミスが発生すると、ドアノブが正常に動作しなかったり、最悪の場合、ドアや周囲の部品を傷つける可能性があります。
このように、自分でドアノブを交換する際はリスクが伴いますので、しっかりと事前準備をした上でドアノブ交換を行いましょう。もし難しいと感じたら、業者に依頼することをおすすめします。
ドアノブ交換を業者に依頼するメリット
自分でドアノブ交換をするのは不安と思われる方もいらっしゃると思います。そんな方は業者に依頼することをおすすめします。ここではドアノブ交換を業者に依頼するメリットについてご紹介します。
高度な専門知識と技術
ドアノブ交換を専門業者に依頼する最大のメリットは、専門知識と技術を活かした確実な作業をしてくれる点です。専門業者はドアノブの種類や構造に精通しており、適切な製品の選定から交換作業までを確実に行ってくれます。
DIYでの交換では間違ったドアノブを選んでしまったり間違った取り付け方法が原因で、後々不具合が発生するリスクがあります。ですが、業者は経験に基づいて最適な対応をしてくれるため、長期的にみても安心です。
素早く解決
専門業者はドアノブ交換に関する知識を充分に持ち合わせているので、素早く交換してくれます。例えば自分でドアノブを交換する際に、ドアノブ選びや交換方法の確認などで時間がかかってしまうこともあると思います。
ドアノブが故障してしまうとドアを開けることができなかったり緊急を要することがありますが、そのような緊急時にドアノブの選び方などを確認することは難しいでしょう。
そんなとき、専門業者であれば直ぐに駆けつけてくれて当日中に対応してくれることが多いです。直ぐに解決してほしい方は業者に依頼した方が良いでしょう。
ドアノブ交換を業者に依頼する際に安くする方法
ドアノブ交換を業者に依頼する際、少しでも安くしたいと思われるでしょう。ここではドアノブ交換を業者に依頼する際に安くする方法についてご紹介します。
複数社に見積りをとる
ドアノブ交換を業者に依頼する際、複数の業者から見積もりを取ることは非常に重要です。これにより、各業者の料金やサービス内容を比較することができ、最もリーズナブルな選択肢を選ぶことが可能になります。
また、複数の業者から見積もりをもらうことで、相場を把握することができ、相場を大きく超える料金を支払うことを避けられます。見積もりを取り寄せる際には、料金だけでなく、交換作業にかかる時間やアフターサービスなども確認して、総合的に最適な業者を選ぶことを心掛けましょう。
交換内容を明確にする
交換するドアノブの種類やデザインを事前に明確にしておくことが、費用を抑えるための一つのコツです。特に、必要以上に高機能なドアノブやデザイン性にこだわると、その分コストが高くなります。
自分のニーズに合ったシンプルで基本的なドアノブを選ぶことで、無駄なコストを削減することができます。また、事前に業者とどの部分を交換するのか、具体的な要望を伝えることで、予想外の追加費用を避けることができます。予算内での交換が可能なよう、あらかじめ選択肢を絞っておくことが重要です。
ドアノブ交換は自分でできるがリスクもある!
今回はドアノブ交換の費用相場や自分で交換する方法についてご紹介しました。ドアノブ交換は自分で行うことができますがリスクもあります。特に失敗してしまったりすると、ドアを傷つけてしまったり、余計に費用がかかってしまうことも考えられます。
なので、少しでも不安に感じたら業者に依頼することをおすすめします。その際は複数社に見積りをとることでぼったくりなどの高額請求の被害に遭いにくくなるでしょう。
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鍵トラブルでお困りでしたら鍵屋の鍵猿に依頼してみてはいかがでしょうか。
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