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ドアノブがぐらつく原因と対策|自分で簡単に修理する方法や費用相場について解説!

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[掲載日]2025/04/28 ,
※本記事にはプロモーションが含まれています

日常的によく使うドアノブがぐらつくと、開閉時に不安を感じるだけでなく「壊れてしまうのでは…」と心配になりますね。しかし、ほとんどの場合はネジのゆるみや部品の劣化が原因で、早めの点検・調整で直せることが多いです。

この記事では、ドアノブのぐらつく主な原因とそれを自分で直す方法を解説します。さらに、自力での対処が難しい場合の交換の必要性や業者依頼の費用相場、予防方法についてもご紹介します。

ドアノブがぐらついてお困りの方は是非とも参考にしてみてください。

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この記事でわかること

  • ドアノブがぐらつく主な原因
  • ぐらつきを放置すると起こりうるリスク
  • 自分でできるドアノブの緩みを直す手順
  • 交換が必要なケースとその見極めポイント
  • 業者に依頼するときの費用相場と業者選びのコツ
  • ドアノブのぐらつきを予防するポイント

ドアノブがぐらつく主な原因

原因

ドアノブがぐらつく原因としては、部品のネジ緩みや経年劣化などが考えられます。室内ドア専門のメーカーによれば、特にハンドルレバー部のネジ緩みと台座(ロゼット)の固定ネジ緩みの2点が多くの原因となっています​。

このほか、ドアノブ本体を固定するビスの緩みや、フロントプレート(ラッチボルト)を固定するビスの緩み、さらにはネジ自体の折損などがぐらつきにつながることがあります。

レバーハンドルのネジ緩み

レバーハンドルは扉の開閉で内部のネジがゆるみやすい箇所です。長年使用するとレバーの固定ネジが徐々に緩み、レバーが垂れ下がったり軽く触れるだけでぐらつきます​。特にリビングやトイレなど何度も開閉するドアでは、レバーハンドルのネジが緩んでドアノブがぐらつくことがあります​。

ネジが緩んでいる場合はドライバーを使って時計回りにしっかり締め直すと、多くの場合ぐらつきが解消します​。ただしネジが固くて回らない場合に無理に回すとネジ山が潰れる恐れがあります​。

その場合は輪ゴムをネジとドライバーの間に挟んで滑りを防ぎ、慎重に回すとよいでしょう​。多くの場合この内部のネジ緩みがドアノブ全体のガタつきの原因となっています。

台座(ロゼット)固定ネジの緩み

台座(ロゼット)はドア表面に付くカバーで、その内部に台座本体を固定するネジがあります。長年使用すると衝撃などでこれらのネジが緩み、扉と台座の間に隙間ができます​。隙間ができると台座が安定せず、ドアノブを握ったときにぐらつきが生じます。

チューブラ錠のように台座部分のビスが表面に露出しているタイプでは、露出ネジをドライバーで締め直すだけで改善するケースが多いです​。化粧カバーの下にネジが隠れているタイプでは、一度カバーを外してからネジを締め直しましょう。

錆などでネジが回りにくい場合は、無理に締めようとするとネジ山を痛める原因になるため、その際は専門の業者に相談することも検討してください。

ドアノブ本体固定ビスの緩み

ドアノブ本体は円筒錠やレバーハンドル錠では内部のビスで扉に固定されています。この取り付けビスが緩むと、ドアノブ自体がガタつくようになります​。実際にドアノブを一旦外して確認すると、固定ネジが緩んでいたり折れてしまっていることがよくあります​。

ネジが緩んでいる場合はゆるみをドライバーで締め直せばぐらつきが解消します。一方、ネジが折損している場合はホームセンターなどで同じネジを購入し交換する必要があります​。ネジが外れかける前に定期的に点検して、ゆるみを早めに発見しましょう。

フロントプレート(ラッチボルト)固定ビスの緩み

ドアノブと連動してドアの開閉を担うラッチボルト(フロントプレート)は、扉にビスで固定されています。この固定ビスが緩むと、ラッチケースがしっかり固定されず力が伝わりにくくなるため、ドアノブのぐらつきにつながります​。

フロントプレート上のネジを確認し、緩んでいればドライバーで締め直しましょう。緩んだビスはドライバーで時計回りに締め直すだけで直る場合がほとんどです​。緩みを締め直しても改善しない場合は、ネジ穴が摩耗している可能性があるため、その際は補修や交換を検討しましょう​。ラッチ内部の部品に異常が疑われるときは、自分で解決せず専門業者に相談すると安心です。

ドアノブのぐらつきを放置するリスク

ドアノブのぐらつきを放置すると、さまざまなトラブルや事故の原因になります。ここではドアノブのぐらつきを放置するとどのようなリスクがあるのかご紹介します。

ドアノブが外れて取れる恐れ

ドアノブのぐらつきを放置していると、いずれドアノブが取れてしまう恐れがあります​。ネジの緩みが進行するとドアノブが外れ、閉じた状態のドアから閉じ込められてしまう可能性があります​。

また、玄関などでドアノブが外れると防犯上のリスクにもなります。ドアノブが外れると閉じ込めや脱出困難のトラブルにつながり、特に子どもや高齢者がいる家庭では危険度が増します。ぐらつきを感じたら早急にネジを締め直すなどの対策を行いましょう。

ドアが開かなくなる可能性

ドアノブのぐらつきを放置すると内部部品の破損につながり、結果としてドアが開かなくなることがあります​。ドアノブと連動するラッチや錠ケース内の部品が壊れると、ラッチが正しく引っ込まず扉が開かなくなります​

玄関などでこのような不具合が起こると重大な閉じ込めトラブルになる可能性があります。ドアが開かなくなると閉じ込めや緊急脱出が難しくなるため、絶対に放置しないようにしましょう。ぐらつきが小さい段階でも不具合の兆候と捉え、業者に相談して部品交換などの処置を行えば深刻な故障を防げます​。

ドアは建物内外を仕切る重要な部分です。扉が開かなくなると生活に支障が出るだけでなく、緊急時の避難ができなくなるおそれがあります。少しでも異変を感じたら早めに修理を検討しましょう。

鍵の抜き差しが困難になる

付属の鍵の抜き差しが困難になる恐れがあります。鍵付きドアノブをぐらついたまま使い続けると、鍵が勝手に掛かったり外れなくなるなど誤作動が生じることがあります​。たとえば鍵が空回りしたり途中で抜けなくなることがあり、そのままでは解決できません。

こうしたトラブルが起こると急いで鍵屋に開錠を依頼する必要が出てくるため、思わぬ追加費用や生活の不便を招くおそれがあります。玄関でこのようなトラブルが発生すると、毎日の出入りでストレスが増え、生活が不便になります。

特に冬場は鍵穴が凍結しやすくトラブルが重なる場合もあります。少しでもぐらつきを感じたら早めに修理しましょう​。

最終的にドアノブが完全に外れてしまうリスク

最終的にドアノブが完全に外れてしまうリスクがあります。ぐらつきを放置し続けると、いずれビスが完全に外れて扉にドアノブが固定されなくなることがあります​。外れたドアノブは下に落下し、人に当たって怪我をする恐れがあります。

また、支えを失って転倒する可能性や、外れたドアノブで指を挟むリスクもあります。屋外では落下したドアノブが通行人に危害を与えたり、道路の通行を妨げる原因になることもあります。

さらに、ノブが取れた状態でドアを無理に閉めると、ドア本体や枠を傷つけたりロック機構が破損する恐れがあります。これらは思わぬ事故につながるおそれが高いため、少しでもぐらつきがあれば早めに対処しましょう。

自分でできるドアノブのぐらつきを直す方法

対処法

ドアノブのぐらつきは、以下の手順で自分で簡単に直せることがあります。ただし無理に分解したりせず、安全第一で作業してください。ここではドアノブのぐらつきを自分で直す方法についてご紹介します。

レバーハンドルのネジ緩みを直す手順

レバーハンドルの調整はドアを内側から行います。まずレバーハンドルの土台(ロゼット)に付いているカバーをドライバーで外し、内部の調整ネジを確認します。ネジがゆるんでいればドライバーを時計回りに回してしっかり締め、ハンドルを握った際にぴたりと固定されるようにします​。

ネジが固すぎて回らない場合は、輪ゴムをネジとドライバーの間に挟んで滑りを防ぎ、ゆっくり回すと良いでしょう​。次に扉側面のラッチボルトを固定しているフロントプレートのビスも同様に締め直します​。

最後にドアを何度か開閉し、ぐらつきがなくなっているか確認しましょう。このようにネジを締め直すだけで多くの場合ぐらつきは解消します​。

握り玉タイプ・ラッチボルトのネジを締め直す手順

握り玉タイプ(丸いノブ)の場合は、扉にノブを直接取り付けている固定ネジを締め直します。まず内側からノブを取り外し、ドアとノブ本体をぴったり合わせてから、ノブの根元にあるビスをドライバーで時計回りに締め付けます​。

次に扉の側面にあるラッチボルト固定ビスを同様に締め直します​。鍵付き握り玉の場合は鍵を掛けた状態で作業すると位置が安定しやすいです。最後にドアを開閉し、ぐらつきが消えていれば作業完了です。

もしこの方法で直らないときは、内部のラッチバネや部品が劣化している可能性があります​。その場合は無理せず専門業者に相談しましょう。

ドアノブの交換が必要なケース

発見

上記の手順で直らない場合や、次のような状態ではドアノブの交換を検討したほうがよいでしょう。ここではドアノブのぐらつきを修理するよりも交換した方が良い事例についてご紹介します。

複雑な構造をしている錠前

サムラッチ錠(装飾錠)やプッシュプル錠など構造の複雑な錠前は、DIYでの修理が難しく交換が必要になることがあります​。これらは内部に部品が多く仕組みが複雑なため、素人では修理が難しいとされています。

無理に分解すると余計に壊れるリスクが高いため、安全のためにも交換や専門業者への依頼がおすすめです​。

内蔵のバネ(ラッチスプリング)が劣化や破損している場合

ドアノブ内部のラッチバネが経年で劣化・破損すると、ドアノブが元の位置に戻らなくなりぐらつきが解消できません。たとえばレバーが垂れ下がる症状がある場合、ラッチバネ劣化が考えられます​。

劣化したバネは簡単に交換できないため、この場合もドアノブ全体の交換を検討する必要があります​。

本体の経年劣化や錆びている場合

ドアノブ本体が古くなると内部部品が摩耗・破損しやすくなります​。摩耗が進むとネジを締め直してもぐらつきが治らないため、交換が必要になることがあります。

また、特に浴室やトイレなど水気のある場所では錆びが発生しやすく、錆びたドアノブは固定力が大幅に低下します​。このような場合は錆びていない新しいドアノブへの交換がおすすめです。

ネジ穴が広がっている場合

ネジ穴が摩耗で広がっている場合もDIY修理での対処が難しくなります。ネジ穴が広がっていると、いくらネジを締め直しても空回りしてしまい、ドアノブを固定することができません​。

このようなときはネジ穴をパテで埋めて作り直すか、新たに穴をあけ直す必要がありますが、自信がない場合はプロに任せるのが安全です​。

ドアノブ本体の故障によるぐらつき

ドアノブ本体の機械的な故障によるぐらつきも交換のサインです。例えば内部で金属が摩耗したり部品が破損すると、ドアノブが固く動かなくなったり回転が中途半端になることがあります​。

このような場合は修理や部品の交換では不十分なため、ドアノブ全体を交換する必要があります。

業者に依頼する場合の費用相場と選び方

相場

自力での対処が難しい場合は、専門の鍵屋やリフォーム業者に依頼することも検討しましょう。ここではドアノブの修理や交換を業者に依頼するメリットや費用相場についてご紹介します。

業者に依頼するメリット

業者に依頼すると、迅速に原因を特定し対応してくれる点がメリットです。技術力の高い業者なら、不具合の原因を的確に見極めて適切な修理方法を提案してくれます​。

また、専用工具や部品を豊富に揃えているため、安全かつ効率的に作業が進みます。作業保証やアフターサポートが付く場合もあり、修理後の安心感も得られます。

ドアノブの修理や交換を業者に依頼したときの費用相場

業者に依頼した場合の費用相場は、修理の内容やドアノブの種類によって変わります。一般的に、握り玉タイプやレバーハンドルの調整・修理は8,800~16,500円(税込)が相場です​。

サムラッチ錠も同程度、プッシュプル錠では部品代がかかるため8,800~45,000円ほどが相場となっています​。ドアノブ本体の交換が必要な場合はドアノブの本体価格に加え工賃が発生し、合計で20,000円以上になることもあります。事前に見積もりを取り、作業内容と費用を必ず確認しましょう。

信頼できる業者の選び方

業者選びでは、実績や評判を確認しましょう​。技術力の低い業者では対応に時間がかかり、本来不要な交換など余計な費用を請求されることがあります。ホームページや口コミで施工実績や利用者の声をチェックし、信頼できる業者を選びましょう。

また、料金が極端に安い業者には注意が必要です。追加費用を後から請求されたり、安価な部品で済ませられてしまうケースが報告されています​。見積もりは複数社から取り、料金形態やサービス内容を比較するのがおすすめです。

ドアノブのぐらつきから守る予防方法

日頃からメンテナンスすることで、ドアノブのぐらつきを予防できます。ここではドアノブのぐらつきにならないようにできる予防方法をご紹介します。

握り玉タイプならレバーハンドルタイプに交換する

握り玉タイプのドアノブは丸いノブを握って回す構造で、操作時に強い力がかかりやすくネジが緩みやすい傾向があります。可能であれば、少ない力で操作できるレバーハンドルタイプへの交換を検討しましょう。

レバーハンドルは高齢者やお子様でも握りやすく、ドアノブにかかる負担が軽減します。

定期的に掃除する

ドアノブ周りの掃除も効果的です。ホコリや汚れがネジや隙間に溜まると部品の摩耗やサビの原因になります。柔らかい布やブラシでノブやプレートの汚れを拭き取り、扉の表面も清潔に保ちましょう。年に数回、ドアノブを外して内部を掃除できるとより安心です。

定期的に潤滑剤を使用する

定期的に潤滑剤を吹いておくのも有効です。シリコンスプレーなどの潤滑剤を年に1~2回、ネジ部やラッチ部分に軽く吹きかけると、金属部品同士の摩耗が減ってネジの緩みを予防できます。

ただし使用量が多すぎると油分がホコリを吸着するため、薄く吹き付けるようにしましょう。

まとめ

本記事では、ドアノブがぐらつく主な原因をネジの緩みや部品の劣化にあると解説し、放置による外れ・閉じ込め・鍵トラブルなどのリスクを紹介しました。

自分でできるネジの締め直し手順や握り玉タイプの調整方法、交換が必要なケースの見極めポイントもお伝えしています。自力で対処が難しいときは、費用相場や業者選びのコツを参考に信頼できる専門家に依頼しましょう。

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