ドアガードは簡単に開けられる?役割や防犯性について解説

戸建て住宅やマンションなどの玄関ドアに取り付けられているドアガード。皆様の中には「ドアガードなんてすぐに開けられるし意味がないのでは?」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事ではドアガードの役割や防犯性などについて解説します。また、ドアガードは意図せず作動してしまうことがあり、外出時にそのようなことが起きると締め出されてしまいます。そのような緊急時のドアガードの開け方についてもご紹介します。
ドアガードの交換・取付についても触れますので、ドアガードのことでお困りのことがあれば是非とも参考にしてみてください。
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この記事でわかること
- ドアガードの役割
- ドアガードが勝手に閉まる原因と開け方
- ドアガードの交換方法
目次
ドアガードとは?
そもそもドアガードって何?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ドアガードとは玄関ドアの内側に取り付けられている簡易的なロックのことです。
ドアガードには大きく2種類あり、「チェーンロック」と「U字ロック」タイプがあります。最近ではU字ロックタイプが一般的ですが、アパートやマンションなどの集合住宅ではチェーンロックを採用しているところもあります。
ドアガードの役割は?
結論から申し上げますと、ドアガードには防犯性がほとんどありません。後述しますが、ドアガードは外から簡単に開けることができてしまいます。なので、玄関鍵とドアガードをしているので安心、という方は注意が必要です。
ではドアガードはどのような役割があるのでしょうか。それは「訪問者に対する対策」が本来の目的になります。例えば、勧誘などが来たときに、ドアガードをしないままドアを開けてしまうと、勧誘者がドアに足をかけてドアを閉められないようにできます。
そういったときに、ドアガードをしていると一定以上ドアが開かなくなるので、不利益を被りにくくすることができます。
ドアガードが勝手に閉まる原因と対処方法
皆様の中に帰宅したときに、ドアガードが閉まっていて家に入れなくなってしまった。といった経験はありませんか?そのようなとき、誰かが家の中に入ってドアガードを閉めたのか?と不安になってしまいますよね。
確かに、第3者が家の中に侵入してドアガードを閉めている可能性もあります。ですが、実はそれ以外にもドアガードが勝手に閉まることもあります。ここでは、ドアガードが勝手に閉まる原因についてご紹介します。
ドアガードの劣化
ドアガードも長年使用していると劣化してきます。例えば、ドアガードと玄関ドアを締めているビスが緩んでいると、ドアガードが勝手に閉まってしまうことがあります。ドアガードを長年使用している・ビスが緩んでいる場合でドアガードが勝手に閉まるときはドアガードが劣化している可能性が高いです。
この場合は、ドアガードに付いているビスを締め直すことで解決することがあります。それでも改善しない場合は、ドアガードの交換をすることで改善するでしょう。
取り付け方法に問題がある
ドアガードが正しく取り付けできていない場合も勝手に閉まってしまうことがあります。例えば、自分で交換・取り付けを行った場合や、経験が浅い業者に依頼した場合などが挙げられます。ドアガードを交換・取り付けした後に、ドアガードが勝手に閉まるようでしたら、ドアガードが正しく取り付けできていない可能性が高いです。
その場合は、ドアガードを正しく取り付けることで改善します。なお、その場合は信頼できる業者に依頼した方が良いでしょう。
勢いよくドアを閉めた
勢いよくドアを閉めると、その反動でドアガードが作動してしまうことがあります。また、夏場など気温が高い日に窓を開けた状態でドアを閉めようとすると、室内外の空気圧の差によってドアが勢いよく閉まってしまうことがあります。その反動でもドアガードが作動してしまうことがあります。
この場合はドアを閉める際、極力ゆっくりと閉めるように心がけると良いです。最後までゆっくりとドアを閉めることで、意図せずドアガードが作動することはないでしょう。
実は簡単?ドアガードの開け方
先述したようにドアガードは意図せず勝手に閉まることがあります。万が一、外出中にドアガードが閉まってしまったら、締め出されてしまいます。ここではドアガードが勝手に閉まった際、外から開ける方法をご紹介します。
ドアガード(U字ロック)の開け方
U字ロックを外から開ける際に必要なものは【ビニール紐】だけです。方法は以下の通りです。
- ドアを開けられるところまで開ける
- 2~3m程に切ったビニール紐をU字ロックのU字部分に通す
- ビニール紐の両端を持ってドアの上側に持ってくる
- ドアをゆっくり閉めながらビニール紐をドアノブと反対側に引っ張る
ビニール紐をU字ロックに通す際に、なるべく奥の方にビニール紐を持っていくと成功しやすいです。
ドアガード(チェーンロック)の開け方
チェーンロックを外から開ける際に必要な道具は【輪ゴム】と【テープ】です。方法は以下の通りです。
- ドアを開けられるところまで開ける
- チェーンの先端部分に輪ゴムを引っかける
- 輪ゴムをチェーンロックの受け口より上にテープで固定する
- ドアをゆっくり閉める
ドアが閉まると、チェーンロックが輪ゴムに引っ張られてチェーンロックを解錠することができます。ただし、こちらの方法はチェーンロックの受け口が垂直になっている場合に有効なので、ご注意ください。
ドアガードの交換はどこでできる?
今のドアにドアガードがないから取り付けたい、ドアガードが勝手に閉まるので交換したいなど、ドアガードを交換したい場合、どこでできるのでしょうか。
大きく分けて2通りで、【自分で交換する】か【業者に頼んで交換する】かです。ここではそれぞれの費用相場などをご紹介します。
自分でドアガードを交換する
自分でドアガードを交換する場合、かかる費用は部品代のみです。ドアガードそのものの費用は2,000円~5,000円が相場です。なので、自分でドアガードの交換・取り付けを行う場合は5,000円程で可能です。
ただし、先述したようにドアガードを適切に取り付けないと勝手に閉まるトラブルが起きることもあるので、自分のドアに合ったドアガードを選ぶことが重要です。
業者にドアガードを交換してもらう
業者にドアガードを交換してもらう場合、かかる費用は概ね【部品代】+【作業料金】です。業者の中には出張費用や時間帯によっては夜間早朝料金などの追加費用がかかることがあります。
業者にドアガードを交換してもらう際の費用相場は8,000円~50,000円程です。なお、高額になるケースは以下の通りです。
- ドアガードを取り付ける際にドアに加工が必要な場合
- 選択する商品が高額な場合
- 出張費用や夜間早朝料金などの追加費用が発生する場合
- ドアガードを交換する際に解錠などの交換・取り付け以外の作業が発生する場合
特にドアに加工が必要な場合は自分でやるにはかなり難易度が高いですし、失敗するリスクがあるので、ドアガードの交換は信頼できる業者に依頼した方が無難ですね。
なお、信頼できる鍵業者の選び方については下記の記事で詳しく解説しています。併せてお読みください。
賃貸物件の場合はドアガードの交換・取り付けには注意
ドアガードの交換・取り付けを検討されている方で賃貸物件にお住まいの方は注意が必要です。作業を始める前に管理会社や大家に相談して許可を得てから実行しましょう。
というのも、賃貸物件で勝手にドアガードを交換すると、後々原状回復を求められたりすることがあります。余計なトラブルに巻き込まれないためにも、事前に確認しておきましょう。
また、交換・取り付けを検討されている方で、自分でするには不安があると感じる場合は業者に依頼しましょう。業者でしたら失敗するリスクもありませんし、部品も用意する必要がありません。正しく施工することで、安心・快適に過ごすことができるでしょう。
防犯性を高めたいならドアガードだけではなく鍵での防犯対策が必要
今回はドアガードについてご紹介してきました。ドアガードには訪問者を家の中に入れさせないためのものであって、防犯性能を担保するものではありません。なので、防犯対策を考えるのであれば鍵での防犯対策が必要になります。
また、ドアガードの交換・取り付けを検討されている方は、業者に依頼することをおすすめします。もし、どの業者に依頼すれば良いのか分からないなどでしたら、本サイトに掲載している業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
なお、鍵屋をお探しなら鍵屋の鍵猿がおすすめです。実績も豊富で年間10万件の問合せがあり、有名企業や官公庁との取引もあるので安心できますね。
今なら1,000円割引キャンペーン実施中なので、費用を抑えたい方にもおすすめです。鍵屋の鍵猿の口コミや評判は以下の記事で詳しく解説しています。併せてお読みください。
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