空き巣の侵入手口は?経路や時間帯を知って防犯対策を!
身近な犯罪の一つに空き巣が挙げられます。空き巣と聞くと重大な犯罪と思われない方もいらっしゃるかもしれませんが、空き巣から強盗事件に発展する可能性もあります。
そうならないためにも空き巣に対する防犯対策をしておくことが重要です。本記事では、空き巣の侵入手口や侵入経路、犯行の時間帯を解説し、防犯対策をご紹介します。
防犯対策が気になる、どうすればいいのか分からないなどでしたら、是非とも参考にしてみてください。
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この記事でわかること
- 空き巣犯の侵入手口や防犯対策
- 空き巣犯の侵入経路と犯行時間
目次
空き巣の侵入手口は?
※警察庁『令和4年の刑法犯に関する統計資料』を元に作成
上記のグラフは警察庁の統計資料を元に作成したものです。これを確認すると空き巣犯の侵入手口の傾向が分かります。
無締り
空き巣犯の犯行手口の中で最も多い手口が「無締り」という手口です。この手口は玄関ドアや窓などの施錠がされていない所から侵入する手口です。
無締りへの対処方法は簡単で「施錠を徹底すること」です。少しの間外に出るだけだからといって、施錠を怠っていませんか?その数分の内に空き巣犯が侵入してしまう可能性があります。玄関ドアだけでなく、窓ガラスも同様に気を抜いていませんか?
空き巣犯は「まさか、こんなところから!?」といったような手口で侵入してきます。マンションの高層階でもベランダから侵入してくることもありますので、一戸建てやマンションの方も施錠を徹底するようにしましょう。
ガラス破り
無締りに次いで多いのが「ガラス破り」です。この手口はガラスを割り、その穴からサムターンやクレセント錠などを解錠する手口です。ガラス破りにも様々な手法があります。ここでは代表的な3つをご紹介します。
こじ破り
こじ破りとはドライバーなどを引き違い窓の隙間に挿し込み、錠前部分に負荷をかけてこじ開ける方法です。
打ち破り
打ち破りとはバールやハンマーなどでガラスを叩き割る手口です。大胆な手口ですが、対策をしていないと誰でも簡単にできてしまう手口でオーソドックスな手口になります。
焼き破り
焼き破りとはバーナーやライターなどでガラスを熱し、水などでガラスを冷却することで生じる温度差によってガラスにひび割れを作る手口です。この手口の特徴は手軽にできてしまう点と大きな音が出ない点です。
ライターさえあればできてしまいますし、打ち破りのような大きな音が出ないので、近隣住民も気が付きにくい手口です。
ガラス破りへの対策は防犯フィルムや防犯ガラスがおすすめです。防犯フィルムをガラスに貼ることで、ガラスの強度が格段に向上します。
また、防犯ガラスの性能によって変化しますが、打ち破りに30分以上耐性がある防犯ガラスもあります。手軽なのは防犯フィルムですが、防犯性能を追及するのであれば防犯ガラスも検討してみてください。
施錠開け
施錠開けには「合鍵を使って侵入する手口」「ピッキング」「サムターン回し」などがあります。
合鍵
合鍵については、あらかじめ用意した合鍵を用いて堂々と侵入する手口です。住人が知らないところで勝手に合鍵を作成したり、合鍵を渡した人が悪用してしまうケースがあります。
ピッキング
ピッキングは特殊な工具を鍵穴に挿し込み、不正開錠する手口です。手練れの空き巣犯などは、対策がされていない鍵だと1分以内に解錠してしまうほど、時間がかからない手口です。
サムターン回し
そもそもサムターンとは、玄関ドアの内側にある施解錠するツマミを指します。サムターン回しはこのサムターンを外側から回して解錠してしまう手口です。
具体的にはドアに小さな穴を開けて、そこから細長い工具を挿し込み、サムターンを回す手口や、ドアスコープや郵便受けから工具を挿し込むこともあります。
施錠開けへの対策は防犯性能が優れている鍵への交換が効果的です。例えば、合鍵対策として、登録制のディンプルキーに交換することで、勝手に合鍵を作成できなくすることができます。合鍵を作成する際にキーナンバーや暗証番号などを申告する必要があるので、勝手に合鍵を作成することはほぼ不可能です。
サムターン回しには着脱可能なサムターンや空転式サムターンなども効果的です。
鍵交換の費用や相場については以下の記事で詳しく解説しています。併せてお読みください。
ドア錠破り
ドア錠破りとはバールなどをドアの隙間に挿し込み、てこの原理でドアをこじ開ける手口です。玄関ドアを外から見て、デッドボルト(閂)がドアと壁の隙間から見えている場合は、ガードプレートの取り付けが有効です。
最近の住宅ではガードプレートが付いていることが多いですが、もし付いていない場合は取り付けを検討しましょう。ガードプレートを取り付けることで、デッドボルト付近に工具を挿し込むことがなくなり、こじ開けられるリスクを軽減できます。
空き巣犯の侵入経路は?
※警察庁『令和4年の刑法犯に関する統計資料』を元に作成
警察庁の資料によると、令和4年度の空き巣の侵入経路は上記のようになりました。圧倒的に多いのは「窓」で空き巣の半数以上が窓から侵入していることが分かります。次いで表出入口です。ここから見えることは「窓」「玄関」に防犯対策をしていれば、空き巣の被害に合う確率が約70%下がるということです。なので、「窓」と「玄関」の防犯対策はしっかりと対策しておきましょう。
空き巣の犯行が多い時間帯は?
※警察庁 『令和4年の犯罪 11 窃盗 手口別 発生時間帯別 認知件数』を元に作成
そもそも、空き巣は住人がいない留守を狙った犯行になりますので、住人が外出している時間帯を狙って犯行に及びます。
8時~10時未満から一気に上昇し、10時~12時未満でピークに達してそこから下降します。もちろん、時間帯によって差はありますが、どの時間帯でも発生していることに注意が必要です。空き巣犯は入念に下調べしますので、生活リズムを悟られないようにするのも効果的です。
例えば、平日仕事で家を開けてしまう生活リズムの方は、空き巣犯からすると、「平日は住人が仕事で家にいないから侵入できるな」と狙われてしまいます。一度生活リズムを知られてしまうと、仕事の時間を変えたりするなどは困難だと思いますので、そもそも生活リズムを悟られないようにすることが重要です。
そのためには、帰宅時間をばらばらにしたり、電気を付けたまま仕事に出たりなどの工夫を試してみましょう。
空き巣の被害に遭わないための防犯対策は?
以上、警察庁のデータを用いて空き巣について解説しました。ここからは空き巣の被害に遭わないための防犯対策をご紹介します。簡単なものもご紹介するので是非とも参考にしてみてください。
生活リズムを悟られないようにする
先ほども触れましたが、空き巣犯は犯行までに入念に下調べをします。そこで、住人の生活リズムは重要な要素になります。「8時から18時までは家にいないから、お昼に侵入しよう」とならないためにも、生活リズムを悟られないようにするのは重要です。
近隣住人とコミュニケーションを取っておく
先述したように、空き巣犯は犯行までに下調べを行います。その際に近隣住民とコミュニケーションを取っていると、情報共有ができることもあります。「この前怪しい人がウロウロしてた」という情報があると、あらかじめ対策を打てます。
なので、積極的に近隣住民と情報共有を図りましょう。
防犯フィルムを貼る
先ほども触れましたが、防犯フィルムを貼ることでガラス破りに強くなります。空き巣犯の侵入経路の半数以上が「窓」からのことからも、窓の防犯対策は非常に重要です。窓一面に防犯フィルムを貼るのが理想ですが、クレセント錠付近だけでも防犯フィルムを貼ると、少しでも犯行の時間を稼げたりしますので、是非検討してみてください。
防犯クレセント錠に交換する
そもそもクレセント錠とは、窓ガラスにある半円形の金具が付いた鍵のことです。クレセント錠の目的は防犯性ではなく、気密性や防音性を確保するためのものです。なので、ご紹介したガラス破りの被害に遭うと簡単に解錠されてしまいます。
ですが、ダイヤル式などの防犯クレセント錠に交換すると、万が一ガラス破りの被害に遭っても、クレセント錠が簡単に解錠できないので侵入されるリスクが下がります。費用もそこまで高額ではないので、是非とも検討してみてください。
補助錠を取り付ける
補助錠はメインの鍵とは別に取り付けられている鍵のことです。補助錠は玄関ドアに取り付けられるものもありますし、窓にも取り付けられるものもあります。それぞれ形は異なりますが、メインの鍵以外に取り付ける補助錠という点では同じです。
補助錠があることで、単純に2つの鍵を開錠しなければならなくなり、時間もかかります。なので、空き巣などの被害に遭わないための防犯対策として有効です。窓用の補助錠などは自分で取り付けられるものもありますので、是非とも検討してみてください。
防犯性能が優れている鍵に交換する
玄関ドアの不正開錠や悪用された合鍵での解錠などには、防犯性能が優れている鍵への交換が有効です。鍵交換をすることで、不正開錠に強くなるだけではなく、勝手に合鍵を作成できなくすることができるものもあります。
空き巣犯の玄関ドアからの侵入は約20%ありますので、防犯性能が優れている鍵への交換をおすすめします。特に長年使用している鍵などは、ピッキング対策が十分でなかったりします。少しでも不安に感じるのであれば、まずは相談からしてみましょう。
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空き巣対策として、鍵交換や補助錠の取り付けなどをご紹介しました。もし、これらの対策をしたいと思っても、どこに依頼すれば良いのか分からない方もいらっしゃるかもしれません。そんな方は鍵屋の鍵猿がおすすめです。
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